桃の節句、女の子のお祝いごととして飾るお雛様。
お雛様を飾る場所や向き、気をつけた方がよいことなど、気になりますよね。
毎年飾っている方も、今年初めて飾る方も、
改めて飾るときのことをおさらいしてみましょう。
お雛様を飾る最適な場所は?
基本的に飾る場所は指定されていません。
家の中で誰もが見える場所に飾るのが良いかと思います。
ただ、風水の観点からは、玄関と寝室は避けた方が良いとされています。
玄関にぬいぐるみや人形を置くのは、「玄関から入ってくるよい気をすべて人形が吸ってしまう」と言われています。
玄関は風水でもとても大切にしている場所になりますので、気になるところです。
また、寝室も「一緒に寝ている人の良い気を吸ってしまう」ので、避けるべきと考えられています。
とはいえ、お雛様は娘さんのためのお祝いとなりますので、
娘さんが目にしやすいところがベストなのではないでしょうか。
あまり考えすぎないというところですね。
お雛様を飾る向きで気をつけることは?
続いて、お雛様の向きですが、こちらも方向や方角は一切決まりがありません。
北向きでも南向きでも、方向は気にせず自由にお飾りできるのがお雛様となります。
ですが、どうしても向きが気になるという場合は、神棚と同じようにしてはいかがでしょうか
神棚は東向きや南向きが良いとされていますので、
お雛様も東もしくは南向きで飾ることで、気にすることがなくなりますよ。
お雛様にはエアコンの風と湿気を気をつけよう
雛人形は湿気・乾燥に弱いです。
そのため、エアコンの風が当たる場所は避けましょう。
また、湿気にも弱く、湿気の多い窓際や、日の光が直接当たるような場所はNGです。
お雛様がダメになってしまうので、この先何年も飾ることを考え、
なるべく長持ちするようにしていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まとめると、
・飾る場所、向きに関しては特に決まりはない
・風水的には玄関と寝室は避けた方がよい
・向きも決まりはないが、こだわりたいなら、東もしくは南向き
・エアコンの風と湿気の多い場所は人形が痛むので、避けましょう
となります。
飾る場所も向きも、そこまで気にせず、まずは家族や特に娘さんが一番目にする場所に飾ってあげるのがよいかと思いますよ。