お盆の時期に全国各地で開催されている灯籠流し。
明かりが灯された灯籠が川に流されていく光景は幻想的ですよね。
灯籠流しは地方のイメージが強いかもしれませんが、
都内でもいくつかイベントが開催されています。
そこで今回は東京で開催されている都内の灯籠流しのイベントを集めました。
都内で灯籠流しをしたい!気になっている!という方、
ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
灯籠流しのイベント時期は?
そもそも灯籠流しのイベントはいつ頃なのか。
灯籠流しは、死者の魂を弔うため、明かりを灯した灯籠を川や海に流す行事です。
そのため、お盆の時期に開催されることが多く、
基本的には8月に開催されます。
ただ、地域によってはお盆の時期が新盆である7月としているところもありますので、
イベント・地域によって異なってきますのでご注意ください。
灯籠流しの東京でのイベント開催場所
東京で灯籠流しができるイベントを3つ紹介!
それぞれ詳細を紹介していきますね。
※情報は2018年の情報です。2019年の情報が分かり次第更新いたします。
【浅草 夏のよるまつり 隅田川 灯篭流し】
隅田川の灯籠流しは関東大震災や東京大空襲などで亡くなった方々の霊を悼むために行われたのが始まりと言われています。
日程:2018年8月11日(土)
時間:18:30 ~ 20:00
会場:吾妻橋~言問橋 隅田川沿い遊歩道コース とうろう流し 隅田川 吾妻橋親水テラス
料金:1500円(1基)
<申込方法>
事前申し込みの場合
1. 郵便局での払込み
2. 浅草観光連盟に直接持参
当日申し込みの場合
会場に灯籠流し受付があるので、そこで申し込み。
※ただし、灯籠がなくなり次第終了となるため、早めの申し込みをおすすめ
<当日の流れ>
灯籠を受け取る
↓
灯籠に故人のお名前を書く
↓
列に並び
スタッフの方に火をつけてもらう
↓
流す
※流す場所は川に直接ながすのではなく、川につながっている水が流れている台にながします。
ちなみに、人はとても多いイベントなので、少し覚悟が必要です。
(東京はどこも人が多いですが…)
もし、川に直接流したい場合は、
「隅田川とうろう流しクルーズ」や「屋形船」からの灯篭流しがおすすめです。
【千代田区 納涼の夕べ】
皇居の千鳥ヶ淵でボートに乗り、灯籠を流します。
2018年の開催時はボートに乗れない方でも、灯籠を購入すればスタッフの方が流してくれる試みが実施されました。
2019年はまだわかりませんが、おそらく昨年同様に実施されるのではないでしょうか。
(そうでないと抽選で当たった人しか灯篭流しができないことになりますもんね…)
日程:2018年7月27日(金)
時間:19:00~20:00
(18:00頃から乗船開始、19:30~下船)
会場:千鳥ヶ淵ボート場
料金:乗船1人につき2,000円 ※灯ろう・保険料込
(小学生以下は半額 / ボート使用料1艘500円が別途必要)
ということは、2人でボートに乗ったら、一人2250円ってことです。
当日参加の場合は、
灯篭の購入のみのため、灯ろう代として1基1000円がかかります。
<申込方法>
往復ハガキにて申し込み
※ボートに乗船できるのは、抽選で当たった方のみ。
抽選組数:80組 (1組3名まで<乳幼児も含む>)
なんと抽選です。
年々応募数も増えていると思うので、確率はどれくらいなんでしょうか。気になるところです。
それよりも「往復ハガキ」久しぶりに聞いたな…と思いました。
若い方はあまり見たことないのでは?と思ってしまいますが^^;
今年はWeb上で応募できないかな・・・
あ、でも往復ハガキにすることで、応募のハードルを少し上げているのかな?
でもやっぱりボートから灯篭流しをするのは魅力的で参加してみたいものですね。
【野川灯籠流し】
これまで17回開催してきた「野川灯篭流し」
約1,000の灯籠が流れていく光景はとても幻想的です。
日程:2018年8月17日(金)
時間:18:30~
会場:野川(武蔵境通り御塔坂橋の下流から調布卸売センター付近まで)
アクセス:調布駅北口からバスで吉祥寺または三鷹行きに乗車、「御塔坂」下車徒歩5分
料金:1000円(1基)
<申込方法>
灯籠をご自身で流す場合
当日会場で申し込み
※先着200名(1人1基)
当日スタッフに任せる場合
事前申込書に記入し、調布市内の寺院まで直接持参
まとめ
全体的に、灯籠流しのイベントは、区や市などが主催しているため、
デジタル化が進んでないなという印象でした。
特に事前申し込みをしたい場合は、直接持参する必要があるなど、なかなか手間がかかったりします。
それでも私は今年、今回こちらで紹介したイベントのどれかに参加して、
故人を想い、灯籠を流したいなと思っています。
今年の夏は灯籠流しで思い出を振り返るのもいいかもしれませんね。